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安価なRFID商品の製造とバリエーションに関して

2021年3月11日

はじめに

RFIDに対しては、非常に高価であるといった印象をお持ちの方が多くおられると思います。その原因としましては、実際にRFIDタグの価格が高かったということに加え、タグのみを導入しても使用することはできず、タグを読み取る機能であったり、情報処理を行うシステムが必要であったりと周辺設備も併せて整備する必要があるということが挙げられます。そのため、全体的に導入コストが膨らみ、さらに導入後のメンテナンス費用も掛かるため高価になってしまいます。

しかし、近年はRFIDタグの価格が年々低減してきておりこれまでと比較をすると、費用における導入障壁が少なくなってきております。今回は、RFIDタグの価格が低減してきている事の背景等をご説明させていただきます。

 

RFIDとは

まず初めに、RFIDについての基本情報についてご説明させていただきます。

RFIDは、Radio Frequency Identificationの略で専用タグのメモリーに入っているデータを電波を用いて非接触でスキャンならびに更新等を行うことができるシステムのことを言います。RFIDの電波が届く範囲内であれば遠くにある場合でも読取りを行うことができます。

私たちの普段の生活の中でもRFIDが活躍している場合は多く、技術の発展と共にさらに注目されているツールでございます。代表的なものであればSuica等の交通系カード、さらに自動車のキー等があります。他にもアパレル会社では1つ1つの商品にRFIDを与えることで棚卸や会計を容易にし、業務の効率化に成功している企業もあります。

 

 

RFIDの種類

種類と言っても、切り口によって様々ですが、まず周波数による分類があります。種類は全部で4つあり、それぞれLF帯、HF帯、UHF帯、マイクロ帯と呼ばれます。

・LF帯

LF帯とは、Low Frequencyを省略した名称です。135Khz以下の周波数帯を利用したRFIDがこれに当たります。自動車の鍵やペットの首輪などに搭載されていることが多いです。

・HF帯

HF帯とは、High Frequencyを省略した名称です。13.56MHzの周波数帯を利用したRFIDがこれに当たります。高出力ですが、電波利用申請の必要がないため手軽に使えるRFIDとして広く普及しています。HF帯のRFIDは、具体的には交通系カードやスマートフォン等に搭載されてます。

・UHF帯

UHF帯とは、Ultra High Frequencyを省略した名称です。860~920MHzの周波数帯を利用したRFIDがこれに当たります。名前の通り電波を届く範囲が非常に広く、多くのタグを一括で読み取ることが可能なため物流関係で在庫の管理や検品を行う際に使用されることが多くなっています。

・マイクロ帯

マイクロ帯は、2.45Ghzの周波数帯を利用したRFIDが該当します。電波が届く範囲は2~3mと言われており直進性が強いという性質があるため、特定の箇所を読み取る場合に使用される場合が多くなっています。具体的には、入場券等で導入された事例があります。

 

 

最適なRFIDタグの選定方法

RFIDの選定を行う上では、まず使用目的を明確にすることが重要であると言えます。その上で先述した周波数も選定基準として挙げることができます。周波数によって電波の飛距離が異なるため、目的に応じて正しく選定する必要があります。

次は用途に関してです。人が身に付けることで個人の特定したいのか、物に取り付け物を特定したいのか、また情報を読み取るだけでよいのか、その都度書き込みを行う必要があるのかなどが考えられます。

 

 

RFIDへの期待

近年では、アパレル業界にてRFIDを導入した業務効率化の取り組みが行われております。この動きはアパレル業界だけでなく様々な業界においても進んでおります。コンビニエンスストアやドラッグストア等の小売業界においては、商品にRFIDを貼付することで消費者側の利便性向上、企業側の生産性向上を目的として導入が進んでおります。

 

 

ローエンドRFIDの製造

RFIDの開発・製造の中心はこれまで中国でした。ところが、最近は中国から欧州に開発・製造拠点が移ってきております。背景としては、コロナウイルスが全世界的に蔓延したことでRFIDの調達が難しくなったということが挙げられます。調達が難しくなったことで各国独自で開発・製造を行うという流れが出来ております。

中でも、EC(ヨーロッパ共同体)からの助成金を受け、安価なRFIDの開発に成功したトーキングシングスという企業のご紹介を致します。

>>会社サイトはこちらから

トーキングシングスは、ポーランドの企業で、ポーランドはヨーロッパの中でも比較的労働賃金が安い国でございます。そのため、EC(ヨーロッパ共同体)からの積極的な資金援助に加え賃金コストを可能な限り押さえた中での安価なRFIDを製作することに成功しました。

 

安価なRFIDのバリエーション

次にご紹介した最近開発・製造に成功した安価なRFIDの具体的な機能についてご説明したいと思います。

・開封検知機能

まず初めは、開封検知機能です。袋を開封したか、開封していないかという情報だけでなく、製造元の情報も付帯させることができる仕様になっております。こちらは日本円にして3円程度で製作されております。

 

・タグサイズや形状の認知

こちらは、主にヘルスケアの業界で利用されております。

 

 

RFIDタグの事例紹介

次に当社で取扱いのあるRFIDタグの事例についてご紹介致します。

・EAR3023

機能仕様

【準拠規格】 ISO11784/11785

【動作周波数】 125KHz,135KHz

【搭載ICチップ】 EM4305,Hitag1,Hitag2,TK4100,EM4200

【メモリー容量】

【書き込み回数】 100,000回

【機能】 読み/書き

 

物理仕様

【サイズ】 D30mm*H23.5mm

【素材】 TPU ポリウレタン

【重量】 10.5g

 

環境仕様

【防水・防塵性】

【保存温度】 -40°С to +85°С

【動作温度】 -40°С to +85°С

 

>>事例の詳細ページはこちら

 

・CER2525

CER2525

機能仕様

【準拠規格】 EPC Class1 Gen2, ISO18000-6C

【動作周波数】 US(902-928MHZ), EU(865-868MHZ)

【搭載ICチップ】 Alien Higgs-3

【メモリー容量】 EPC 96bits , USER 512bits, TID64bits

【書き込み回数】 100000回

【機能】 読み/書き

【データ保持期間】 50年まで

【設置面】 金属の表面

【参考通信距離(固定型リーダー)】 6.5m

【参考通信距離(ハンディリーダー)】 4.6m

【保障】 1年

 

物理仕様

【サイズ】 25.0×25.0mm

【厚み】 3.0mm

【素材】 セラミック

【色】 黒

【取付方法】 接着剤

【重量】 6.5g

 

環境仕様

【防水・防塵性】 IP68

【保存温度】 -40°С to +150°С

【動作温度】 -40°С to +85°С

【その他】 REACH、CE、RoHS承認済み

>>事例の詳細はこちら

 

・FLE 7030

物理仕様

【サイズ】 70.0×30.0mm

【厚み】 1.0mm

【素材】 PET

【色】 白(カラープリントでカスタマイズ可能)

【取付方法】 接着剤

 

環境仕様

【防水・防塵性】 IR57

>>事例の詳細はこちら

 

RFIDなら日本貿易印刷株式会社にお任せ下さい

当社は、お客様のご要望に合わせてRFIDタグの調達や開発を行うことができます。国内外のRFIDタグメーカーとネットワーク網があるため最適なRFIDタグの調達が可能です。既存のRFIDタグでは対応が難しいといった場合には、オリジナルタグの開発も担います。RFIDタグに関するお困りごとは、是非一度お気軽にご相談下さい。

 

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