2021年7月15日
こんにちは、4回目の緊急事態宣言が発令されてまだまだ自粛続きの日々が続きますが、RFIDの事例や評価テストなどの動きは色々と出ております。
では本日のRFIDニュースです。 2021年7月8日~2021年7月14日までのニュースが中心です。 RFIDの新商品や新ソリューションを積極的に掲載していきますので、 新しいニュースがあれば是非編集部あてにご連絡ください。
本日は国内のニュース1本、海外のニュース3本となります。
【国内のニュース】
●「牛のげっぷ」からフードロス対策まで。農水省が「食の戦略」策定、9月の国連サミットで提唱へ
⇒農林水産省の『みどりの食料システム戦略』の加工・流通の取り組みで商品/物流情報のデータ連携でRFIDを活用するようです。
経済産業省や国土交通省もICタグへの取り組みを発表しており、UHF/HF問わず幅広く様々な業界で流通してほしい限りです。
【海外のニュース】
●(英語記事)RFID to Find Stolen Bikes in British Columbia
⇒自転車にタグを、自転車ショップにリーダーを置いて盗まれた自転車を発見できるような仕組み。参加店舗が増えていけばより見つかりやすくなるんだろうなと思う。
今朝もフリマアプリに自分の自転車が出品されていたなんてニュースもあったので、競技用自転車のような自転車には日本でも展開されてほしい話の一つです。
●(英語記事)RFID payment available at select petrol stations starting tomorrow
⇒マレーシアにある5つのシェルのガソリンスタンドでRFIDを使用した支払いシステムのパイロットプロジェクトが始まりました。
マレーシアではETCのような利用にすでにRFIDを使用していたので、更に身近になっていっているんだなという印象。
日本でも車検証にICタグを令和5年に予定しているので、車両関係はこれから日本もどんどん進んでいくことに期待したいですね。(参照:車検証を電子へ!~電子車検証の仕様に関する検討結果について~)
●(英語記事)Waterloo installing RFID’s on garbage bins, to improve trash pick-up
⇒ベルギーのワーテルローで、ゴミ箱にRFIDタグを設置し、様々なことに活用できています。例えば、回収車のルートの効率改善や盗難されたゴミ箱の発見、ゴミの出し忘れなどです。
あまり日本では馴染みがないですが、海外だとゴミ箱を出しておくと間違って持ってかれることが多いみたいですね…。
こういった海外の事例を見ると、日本とはまた違ったRFIDの活用事例が見れて面白いですね。