2021年10月21日
現在、RFIDの原材料が高騰、一部リーダーの納品の見通しが経っていない、Chip不足、航空便の値上げなどコロナ化が改善している中で新たな問題が出てきているなといった今日この頃です。まだまだ大変な状況は続きそうですが、RFID関連のNewsは継続的に記載してまいります!
それでは本日のRFIDニュースです。 2021年10月14日~2021年10月22日までのニュースが中心です。 RFIDの新商品や新ソリューションを積極的に掲載していきますので、 新しいニュースがあれば是非編集部あてにご連絡ください。
本日は国内のニュース2本、海外のニュース3本となります。
【国内のニュース】
●温度ロガー機能付きデュアルRFIDラベルで始める”定温”管理ーサトー
⇒遠距離読取用のUHFとスマートフォンで読み取れるNFCの2つのチップを内蔵したデュアルタグに加え、温度センサーと温度を記録できるチップを搭載しております。1mm厚のマンガン電池をしようした『超薄型バッテリー』と組み合わせたラベル状での提供となります。
スマートフォンの普及でNFCの用途が広がっていると感じております。そんな中でデュアルという点だけでなく温度ロガーの機能まで搭載しているという点は物流の分野でどんどん広がっていきそうですね。
●凸版印刷、長距離通信が可能なアクティブタグ「ZETag®」を開発
⇒最長2,000mの通信が可能な資材管理向けのアクティブタグを凸版印刷が開発しました。
パレットやカゴ車などを自動で管理し可視化することで物流の効率化支援に活用されるとのことです。
アクティブタグを使用すると、タグ自身がIDを発信するので、自動化には最適ですね。あとはコストの部分が課題かとは思いますが…。
2000mの距離はパッとは思い浮かばないですが、大型の倉庫や工場などであれば2000mほどの距離は必要になるのでしょうか…。
【海外のニュース】
●(英語記事)Amusement exhibits highlight new games, cashless technology
⇒7月にラスベガスで開催された『Amusement Expo International』で、American ChangerがRFIDを利用してカードとスマホアプリを連動することが可能なアミューズメント展開用のカードシステムを展示いたしました。
UHFではなく、HF帯であれば、スマホとの連携がしやすくアミューズメントでの活用がしやすいのでより広がっていく印象ですね。
●(英語記事)All Sports United Optimizes Omnichannel Strategy with Nedap iD Cloud, RFID
⇒スポーツアウトドアの小売企業であるXXL All Sports United社が、Nedap社のiDクラウドプラットフォームを採用しました。RFIDの導入で在庫の正確性を高め、店舗とEコマースの両方で恩恵を得ることを目的としています。
●(英語記事)Avery Dennison reaffirms commitment to RFID market
⇒Avery Dennison社のご紹介といった記事内容です。
2020年にSmartrac社を買収し、Avery Dennison Smartrac社となりより幅広いソリューションを提案できるようになりました。また、UHFとHFを組み合わせた製品の発表もしており、様々な分野で使用できるタグを展開しております。