2021年8月6日
耐熱仕様のRFIDとは?
耐熱仕様のRFIDタグについてご紹介いたします。製造工程の中で熱にさらされる、作業場等では、一般的なRFIDタグでは対応することが不可能です。そのため、耐熱仕様の特殊なRFIDタグを使用する必要があります。
耐熱仕様のRFIDの導入事例
熱を持った環境で使用するパレットに貼付するRFIDタグの事例でございます。こちらは金型自体に200度の熱を与えてしまうため、高温になり一般的なRFIDタグでは対応することが不可能でした。一般的なRFIDタグの場合では、150度前後しか対応していない場合が多いです。
上記のような熱伴う製造作業現場で使用する場合の他にも、熱による殺菌工程を要する場合、車の塗装工程で使用される場合など様々な現場で使用されます。
これまで当社がご提供させていただいた中では、金型パレットに対して耐熱仕様のRFIDタグが使用される場合が最も多くなっております。
耐熱仕様のRFIDタグの対応可能温度について
当社がご提供させて頂いている耐熱仕様のRFIDタグの対応温度範囲は、基本的には200度前後~300度のものが多くございます。
ところが、造船工程の中での溶融亜鉛メッキ現場など、400度近くになる現場も中にはございます。このような極端な高温現場でも使用することができる特殊な耐熱仕様RFIDタグのご提供もさせていただくことが可能となっております。
耐熱仕様のRFIDタグのメリット・デメリットについて
・メリット
耐熱仕様のRFIDのメリットは、過酷な環境下で人が近づくことができないような現場でも、管理をすることができる点です。安全に管理を行うことができるため、作業現場における事故の発生リスクを低減することができます。
・デメリット
耐熱仕様のRFIDタグのデメリットとしては、レーザーの刻印などのオプションに一部対応することができないという点が挙げられます。エンコード印字など対応できるものもありますので、ご要望がございましたらお伝えください。
RFIDなら日本貿易印刷株式会社にお任せ下さい
当社は、お客様のご要望に合わせてRFIDタグの調達や開発を行うことができます。国内外のRFIDタグメーカーとネットワーク網があるため最適なRFIDタグの調達が可能です。既存のRFIDタグでは対応が難しいといった場合には、オリジナルタグの開発も担います。RFIDタグに関するお困りごとは、是非一度お気軽にご相談下さい。